足立 英彦 / あだち ひでひこ

専門分野は法理学(法哲学)です。当初は、グスタフ・ラートブルフの法概念の研究(耐えがたく不正義な法律の効力を否定する「ラートブルフ公式」について)から出発しました。最近は、論理学や言語哲学などから学びつつ、法を記述する、または法について記述する手段としての言語や論理についてとくに関心をもっています(様相論理、義務論理など)。その他にも、法理学を構成する法の一般理論、法解釈方法論、正議論のそれぞれの問題を幅広く扱うよう心がけています。また、とくにカント以降現代までのドイツ語圏の法思想が現代社会にとってどのような意義をもっているのか、といったことも考えています。

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