竹島 貞治 / たけしま さだはる

会計学(会計理論)を研究しています。会計はもともと13・14世紀の中世イタリアにおいて商人が知恵を絞って作ったものですが、その利便性から今ではビジネスで広く使われる世界共通の言語となっています。しかしこの言語は経済社会の変化に伴って少しずつ形態を変化させて発達してきているので、その意味と構造を的確に捉えることはなかなか困難な作業です。私の研究テーマは、事象理論という考え方をベースにして、会計というビジネス言語の仕組みを論理整合的に説明することです。目下のところは、事象理論の提唱者であるG. H. Sorter博士との共同研究により、事象理論の構成要素を体系的に定義していく研究を行なっています。

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