瀬尾 崇 / せお たかし

現代の資本主義経済システムを進化論的な視点から捉え,理論/実証双方の統合するような分析枠組みを作ることを研究しています。現在は,特に資本主義経済の動態的なプロセスを牽引してきた要因のひとつである技術革新に関心をもち,欧州の進化的経済学(そのなかでも「ネオ・シュンペーター学派」)の理論/実証研究の動向に注目しています。資本主義経済を歴史的な視点から見ると多様な進化を遂げてきました。そしてそれを分析方法に関しても理論,制度変化,実証研究など多様な枠組みが新たに提示されてきています。各自の問題関心と現在進行中の分析枠組みとをあわせて,新たな分析枠組みの形成にともに取り組んでいきましょう。

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