正木 響 / まさき とよむ

発展途上国と世界経済、先進国との関係に関心をもっています。主なフィールドは西アフリカになり、大学院時代から力を注いでいるのは、フランス領アフリカに導入されたCFAフランに関する研究です。これ以外にも、これまで欧州との関係から論じられる傾向にあったアフリカをアジアとの経済関係から明らかにすることにも強い関心をもっております。今後は、商人や国境を越える「デファクトスタンダードな交易(密輸)」研究にも挑戦したいと考えています。世界経済論というと漠然としていますが、学生には、経済学の知識とツールを会得することが、研究をする上でも、卒業後の進路においても、重要であると説いています。これらに加えて、フィールドで活発に動ける社交性と機動力、情報を適切に取捨選択する能力を備えていることが望ましいことは言うまでもありません。

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