杉山 欣也 / すぎやま きんや

私は日本近現代文学を担当しています。私自身は昭和期の作家・三島由紀夫や明治期から現代にかけての戦争文学とメディアに関する研究、さらにはブラジル日系文学の研究を行っています。いずれの場合にも、文学作品を個人の営為とだけみなすのではなく、社会状況、風俗など、作品成立時の人間社会環境における意味を見出すことを目標としています。そのため、テクスロを丹念に読み、何がどのように書かれているかということを追求するとともに、作品の掲載誌や初版本といったメディアの内容や形態にも目を配って読解を進めていきたいと考えています。

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