新田 哲夫 / につた てつお

私は日本語のアクセント、特にその変化に興味があります。記録のない地方のアクセントの歴史に関しては、フィールドに出かけ、データを集め、異なるバリエーションから古い姿を推定していく作業を行っています。もう一つ、私がここ10年来取り組んでいるのは、石川県の白山麓に位置する白峰という地域の方言を「記述」することです。白峰方言は日本語史の研究上、重要な方言です。あと十数年もすれば古い伝統的な姿が消えるかもしれません。日々データの蓄積に努めています。

研究者情報