岩本 健良 / いわもと  たけよし

現代の日本において、多様な性(性的指向・性自認など)に関する人々の意識は大きく変わりつつあり、さまざまな見直しも始まっています。教育社会学・家族社会学・社会階層論やジェンダー学の視点から、LGBTsが学校や職場で直面している困難とその長期的影響、偏見や差別の実態や動向などについて、さまざまな社会調査を行い得られたデータに基づいて実証的に分析を進めています。また、学校教科書などの具体的資料の分析や、数理的アプローチも併用して研究を進めています。そうした研究によって、誰もが暮らしやすい社会へのプロセスを示すことを目指しています。

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