▹ 研究者情報
岡田 浩 / おかだ ひろし
日本の選挙に関する統計データを分析したり、金沢市などにおいて有権者に対する意識調査を実施してそのデータを分析するなど、主に計量分析の手法によって日本の有権者の選挙の際の投票行動の研究をしています。投票行動の研究は、選挙の際に有権者はなぜ投票に行った、あるいは行かなかったのか、投票に行ったとすれば、なぜその候補者や政党に投票したのか、などについて、有権者の職業や年齢などの属性や、価値観や支持政党などの意識や、経済状況などの有権者を取りまく環境から明らかにしようとするものです。有権者の投票行動を計量分析によって出来るだけ客観的に解明していくことは、投票によって選ばれた政治家や政党が政策決定を行っていく現代の民主政治のあり方を考える上で、非常に重要なことだと考えています。
