南 相瓔 / なむ さんによん

私は人間社会環境研究科の博士前期課程では、社会システム専攻の中で社会経済学コースに所属し、授業では東アジア社会情報特論を担当しています。そして、博士後期課程では、共生社会環境論コースに所属しており、共生社会環境論の授業を担当しています。1997年のアジア通貨・金融危機、そして2007年のアメリカ金融危機に端を発した世界金融危機に見られるように、各国の経済発展は世界経済と密接な関わりを持っていることが分かります。グローバル化は国境を越えて労働力の移動をももたらし、民族的背景の異なる人々が文化的摩擦を乗り越えいかに共生出来るかも課題の一つとなっていますが、それを踏まえ、特に日本及び韓国社会の多民族・多文化共生について研究しています。

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