人文学専攻

概要 [定員 27名]

人間行動,社会現象,言語,歴史等の人間に関わる様々な問題に創造的かつ柔軟に取り組む能力を育成するために,複合的領域に関する研究を主に行う「学際総合型プログラム」と,特定専門領域に関する研究を主に行う「専門深化型プログラム」の2種類のプログラムが用意されています。
また,2022年度より,国家資格である“公認心理師”を養成するためのプログラムとして新たに「公認心理師養成プログラム」を設置します。さらに,2026年度には「データプライバシー・エキスパート養成プログラム(人文学)デジタル人文コース」が新たに設置されます。

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

人文学専攻は,人間科学,歴史学,言語・文学,文化資源学の各領域の専門知識を深め,領域を横断した複眼的視野を持ち,新しい問題の発見と解決の能力を備えた人材を養成する。文献の読解,実験や調査,フィールドワーク等を自立的に遂行する能力,それらの資料収集に基づき論文を構想し発表する論理的思考力,文章作成や口頭発表の能力を鍛える。その結果,様々な職業分野にも通用する創造性,柔軟性を身につけ,人文諸学の成果を活用し,現代社会に積極的な役割を果たすことが期待できる者に修士(文学)又は修士(学術)の学位を授与する。

※学位の授与については,修士(文学)又は修士(学術)のいずれかひとつを授与する。

学位取得の要件

(1)修士(文学)/ Master of Arts

主に,専門深化型プログラム又は公認心理師養成プログラムを履修して,それぞれの専門的な観点から実施される授業科目の修得すべき単位数及び条件を満たし,修士論文の審査又は博士論文研究基礎力審査(QE)に合格すること。

(2)修士(学術)/ Master of Philosophy

主に,学際総合型プログラム,専門深化型プログラムのうちの「社会学」,「地理学」,「文化人類学」等の学際性の高いプログラム又は公認心理師養成プログラムを履修して,それぞれの教育研究的な観点から実施される授業科目の修得すべき単位数及び条件を満たし,修士論文の審査又は博士論文研究基礎力審査(QE)に合格すること。