稲角 光恵 / いなずみ みつえ

大学院では「国際法理論研究」や「国際法判例研究」を担当しています。私は国際人道法及び国際刑事法を専門としており、特に国際刑事裁判所(ICC)や各国の国内裁判所の管轄権の問題に興味を持ち研究しています。国際法上の犯罪をどのように裁くかという問題は、司法制度の役割や、人権保障のあり方、国際機関と国家との権限関係など、国際法の基礎に関わる争点を多く含んでおり、紛争解決法、国際人権法、国家責任法、国際組織法・機構論といった幅広い分野を視野に入れて分析を行っております。

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