永井 善之 / ながい よしゆき

近時の研究対象としては、現在わが国でも立法化が図られている共謀罪につき、その成立範囲の明確化や適正な限定化との観点から、共謀概念の意義、共謀と実体犯罪との関係性等につき、本罪の母法たる英米刑法、とりわけアメリカ刑法におけるその分析を通じた検討という比較法的研究を主としています。
大学院授業では刑法理論研究 (応用研究)、刑法判例研究(重要判例分析)等を担当しており、そこではこれら未完成犯罪および共犯に係る諸問題のほか、刑法学全般における他の重要論点をも対象としています。

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