星野 伸明 / ほしの のぶあき

私は、個票データを公開した時にプライバシーを暴露する危険性の評価を研究しています。このテーマは統計的推測問題として定式化され、離散確率モデルが具体的な研究対象です。私は個票公開の慣行から自然に規定される離散分布族を提案し、この族に入る分布について個別の性質を評価してきました。一般にこれらの分布はリスク評価以外の分野でも応用が可能です。実際この分布族は、度数データのモデリングについて新しい方法論を示唆しています。

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