短期(1年)在学型制度/長期履修制度/QE制度
短期(1年)在学型制度
仕事を続けながら1年で学位を取得できます
経済学専攻(経済理論・政策コース及び経営情報コース)、地域創造学専攻には、仕事を続けながら短期間で学位を取得できる短期(1年)在学型制度が設けられています。行政領域及び企業(またはNPO等の組織)経営領域等を中心に、実践的な調査研究、統計・計量手法に基づく政策研究等を行うことを目的にした社会人の方を受け入れています。なお、博士後期課程への進学を想定するものではありません。
- 短期(1年)在学型制度の入学予定者にとっては、4月からスムーズに学習・研究に入り、1年間で修了するために、事前の周到な計画設計が重要です。指導予定教員との個別学修相談では、研究テーマ、取得したい学位、指導体制(副指導教員の人選)、副専攻、留学やインターンシップ、授業履修計画等について話し合ってください。
学修の流れ
入学時
- 入学時のオリエンテーション
- 指導教員との学習相談(学習計画の流れ)
- 指導体制の確立
1年目
- 授業(夜間、土曜、夏期開講科目もあります)
- 研究会、複数教員指導
- 調査実習等
- 研究中間報告
修了
- 各専攻所定の英語検定試験のスコア取得
- 各専攻所定の単位修得
- 修士論文またはリサーチペーパーの提出・審査
長期履修制度[短期(1年)在学型制度に在学する学生を除く]
仕事や育児などを続けながら履修できます
人間社会環境研究科では、仕事あるいは家事、育児、介護等に従事している人たちのために、長期履修制度を設けています。この制度を利用すれば、学則に規定される在学年限の範囲内(博士前期課程4年、博士後期課程6年)で、長期の履修期間を設定することができます。これによって、社会人の方のさまざまな学習需要に対応し、多様で柔軟な学習機会を提供します。なお、授業料は標準修業年限分(博士前期課程は2年、博士後期課程は3年)を、履修期間に分けて納めます。
博士論文研究基礎力審査(QE)
人間社会環境研究科(博士前期課程)では、2022年度から「博士論文研究基礎力審査(QE)」を導入しました。博士後期課程進学希望者は、修士論文または特定の課題についての研究の成果の審査と最終試験の合格(修了要件のひとつ)に代えて、QEの合格により博士前期課程を修了するとともに、博士後期課程への進学資格を得ることができます。これにより、通常なら修士論文を執筆する時間を研究や投稿論文執筆に充てることができるほか、博士後期課程での研究を早期に開始できます。