教育指導体制:学士教育に接続する4つの専攻

(1) 学類から接続する専攻

人間社会環境研究科は、人間社会学域の4つの学類から接続します。これにより、学類の専門分野を継承した、学生から見て分かりやすい専攻になっています。

(2) プログラム方式の採用

人文学専攻は、コース制ではなく、プログラム方式という履修システムを導入しています。これにより、学生の多様な進路ニーズと専門分野に対応した選択が可能です。

(3) 学際性の確保

学際的視点を持った高度専門職業人を養成するため、各専攻の特性や学生の研究テーマ等に対応し、他専攻の開講科目を積極的に受講できる柔軟で学際的な教育体制となっています。

(4) クォーター制(4学期制)の採用

人間社会環境研究科では、前期・後期の各学期をそれぞれ2つのクォーターに分け、クォーターごとに単位履修できるクォーター制を採用しています。

(5) 短期(1年)在学型制度

仕事を続けながら短期間(1年)で学位を取得できる履修制度が、経済学専攻及び地域創造学専攻の2専攻に設けられています。

(6) 長期履修制度

仕事や家事、育児、介護等に従事している人たちが、無理なく学位を取得できる長期履修制度があります。

(7) 大学院設置基準第14条に定める教育方法の特例制度

在職者等に対し教育上特別の必要があると認められる場合に、夜間その他特定の時間又は時期において授業又は研究指導を行う制度を設けています。

(8) 英語入試・授業の導入

経済学専攻及び国際学専攻では、英語のみによって受験・受講・単位修得・修了できるプログラムを用意しています。外国人留学生ばかりでなく日本人学生も履修することが可能です。

(9) 長期の課題型インターンシップ授業の開講

地域創造学専攻では、地域に長期間滞在して地域課題の解決等を学ぶ「課題型インターンシップ(長期)」が開講されます。

(10)国際化への取組

本学では、国際化への取組の一環として、原則、一定の基準を満たす英語の外部検定試験のスコアの取得を修了要件の1つとしています。これにより大学院生の英語学修の継続的強化を図っており、検定料補助制度や各種試験の学内実施などのサポートも実施しています。

(11)研究支援・奨学金

人間社会環境研究科では、院生の研究活動を支援するために、必要な物品の購入や学会発表のための旅費等に充てるものとして、院生一人あたり一定額の経費を用意しています。
加えて一年間の研究計画を審査して支給する競争的研究経費の制度もあります。

学修支援について