研究科の概要/専攻とコース(プログラム)の構成
学士教育に接続する4つの専攻-博士前期課程-
博士前期課程は、人文学専攻、経済学専攻、地域創造学専攻、国際学専攻の4専攻を設置しています。これらは、本学人間社会学域における学士課程6学類のうち、人文学類、経済学類、地域創造学類、国際学類の教育を継承する組織としています。また、地域創造学専攻に設置している教育支援開発学コースは学士課程の学校教育学類と密接に連携しています。取得できる学位は、修士(文学)、修士(経済学)、修士(経営学)、修士(地域創造学)、修士(国際学)、修士(学術)です。経済学専攻及び地域創造学専攻には、仕事を続けながら1年で学位を取得できる短期(1年)在学型制度も設けています。修了後の進路は博士後期課程への進学のほか、公務員や一般企業への就職などもあります。
専門的かつ学際的研究を-博士後期課程-
本研究科の博士後期課程は人間社会環境学専攻の1専攻ですが、「人文学コース」「法学・政治学コース」「社会経済学コース」の3コースから構成しています。これらのコースは博士論文の審査の母体となるもので、多様な研究分野と多様なテーマにふさわしい研究指導を人間社会環境学という幅広い研究領域の下で行うための措置です。
博士後期課程の目標は、大学や国公立の研究所、民間シンクタンク等で研究や教育に携わる専門家や、企業・自治体等において専門的知識や研究的能力を求められる「高度専門職業人」の養成です。後期課程には前期課程からの進学者に加え、公務員・会社員などの社会人、さらに留学生などと、多彩な学生が机を並べています。取得できる学位は博士(社会環境学)、博士(文学)、博士(法学)、博士(政治学)、博士(経済学)、博士(学術)のいずれかです。学位取得後の進路は研究・教育職をはじめ、公務員や一般企業への就職と多様です。