杉橋 やよい / すぎはし やよい

ジェンダー統計論を基礎に、賃金と所得、家計についてジェンダー視角から分析・検討しています。労働市場での男女間や雇用形態間の賃金格差は極めて大きいのはご存知でしょう。非正規で雇用される単身女性の場合、賃金のみでは生活するのは非常に困難です。昨今の若年男性の非正規雇用者化が進む中で、低賃金や貧困問題がより一層注目されています。共働き世帯であっても、夫婦ともに非正規雇用者ならば、生活は不安定になりがちです。 収入を、個人だけではなく世帯レベル、そしてそれらの関係性を、ジェンダー視点から検討すること、その際、生活できるかという絶対的水準を考慮することがますます重要になっています。また、女性と男性の労働(有償・無償)について正確に把握し、男女平等政策に結びつける上では、ジェンダー統計論が必要不可欠です。女性と男性がともに働きやすく生活しやすい社会の構築に向けて、これらを研究しています。

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