中島 健二 / なかしま けんじ

ヨーロッパの金融史ならびに世界システム論が主たる教育研究内容です。ヨーロッパの金融史では、社会史的な視点を導入し、中世のユダヤ人や近代イギリスのバンカーなど、当該社会においてある身分や集団が金融業を営むことの意味を考察しています。つまり、金融業をたんに純粋に経済的な役割においてのみ捉えるのではなく、それを営む身分や集団が他の集団とどのように関わり、ときに蔑視され、ときに尊敬されるのはなぜかという問題を考察しています。世界システム論では、次の点に自らの独自性を発揮したいと考えています。すなわち、国内である集団や階級が政治や経済や文化において指導的な役割を果たすときに、そのような国内のヘゲモニーが国際社会や国家間で相互にどのような作用を果たすのかという問題です。

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