西村 茂 / にしむら しげる

授業では、各自の修士論文のテーマ(地域交通、生涯教育、災害広報等)に応じ、自治体の政策について文献報告や議論を行っています。 研究課題は、地方分権改革の比較研究。とくに日本とフランスの行財政制度を対照的に比較し、日本の地方自治発展に示唆的な政策を検討しています。フランスでは合併を行わずに、権限と財源を分権化してきました。2003年憲法改正では、固有財源比率の保障、補完性原理等が導入されて権限の移譲が実行されました。さらに2009年現在、サルコジ大統領の下で自治体改革委員会の提言により法案が提出され、各レベル(市・広域行政・県・州)の再編成と権限明確化が目指されています。このような改革の方向性は日本に示唆するところが大きいため、欧州各国と比較しながら共同研究を進めています。

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