櫻井 利夫 / さくらい としお

研究の面では、ドイツの封建制第二期(1000-1300年)をフランスのようにシャテルニー段階として把握しうるのかどうかという問題に決着をつけることを研究目標とし、ドイツ帝国の領域全体のできる限り多くの城塞について、その周囲に形成された城主の支配権(支配領域)がフランスのシャテルニーと同質的な性格のものであることを史料に基づいて用語と実態の両側面から明らかにすることに取り組んでいます。教育の面では、近代法の形成に対して大きな影響を与えたローマ法が、およそヨーロッパにとってどのような意味を持ったのかを、学生に理解させるために、これに関する古典的名著といえるパウル・コシャカーPaul Koschakerの『ヨーロッパとローマ法Europa und das roemische Recht』の購読を行っています。

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