杉山 欣也 / すぎやま きんや

私は日本近現代文学を担当しています。私自身は昭和期の作家・三島由紀夫や明治期から現代にかけての戦争文学とメディアに関する研究を行っています。いずれの場合にも、文学作品を個人の営為とだけみなすのではなく、社会状況、風俗など、作品成立時の人間社会環境における意味を見出すことを目標としています。そのための具体的な手段として、作品の掲載誌や初版本といったメディアの内容や形態に目を配り、そこから浮かび上がるメッセージ性との相関関係から作品を考えていきます。本年度の演習は『時事新報』という新聞文芸欄からみた大正期の文学をテーマに討議しています。また、研究書・理論書の読書会を行って参加者全員で研究方法についても考えています。

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