概要
法学・政治学コースは,基礎法学,公法学・社会法学,民事法学,政治学の研究を遂行する場です。基礎法学は,法の理念,歴史,外国法等の研究を通して,実定法学の土台を形成する役割を担います。公法学・社会法学は,国・地方自治体及び市民生活にかかわる法の解釈を,また,民事法学は,私人間の関係を規律する法の解釈を任務とします。政治学は,政治史,思想,メディアの機能等をふまえ,科学的な調査の方法も駆使しつつ,政治の理想と現実について考察します。院生は,上記のすべての分野の教員を擁する金沢大学において,個々の専門分野のこれまでの学問的蓄積をふまえつつも,広い視野に立ち,学界や実務の常識に対して挑戦するような,創造的な研究を遂行することが期待されます。
各教員の専門分野
- 刑事訴訟法 佐藤 美樹
- 東洋法制史 中村 正人
- 刑法 永井 善之
- 政治思想史 仲正 昌樹
- 国際関係理論、国際関係思想、東アジア国際政治 中野 涼子
- 労働法 早津 裕貴
- 外国法 東川 浩二
- 国際関係論、東アジア国際政治史、東アジアにおける海洋問題 フォックス・セナン
- 民事訴訟法 福本 知行
- 経済法 洪 淳康
- 地方自治論 本田 哲也
- 日本法制史 丸本 由美子
- 商取引法 村上 裕
- 憲法 山崎 友也
- 紛争後の平和構築、民主化、国家建設 ワラシー・カシム
注意事項
- 入学後の研究計画の内容によっては、志望するコース以外の教員を指導教員として希望することが可能です。
- 教員の異動等により変更することがあります。